当時はこれ以外にもストーリーがはっきりした夢をよく見てたから、目が覚めてすぐに夢日記をつけてた。
でも>>432の全部を記録したわけじゃなく、記録にあるのはむしろごく一部。
それでも、あの世の構成を仙人みたいな人(?)に教えられたり、自分が死後に住むことになる世界を案内されたり、自分の墓石みたいなのに刻まれてる死亡年齢を見たりしたら、印象が強烈で忘れない。忘れた内容も多いけど。
前世の部分は、繰り返し何度も見た夢だからだんだん覚えた。前世で死んだという小学5年生も、私は幼稚園ごろからなぜか「小5」という学年を目指してたし、それを超えて小6になったら正体不明の達成感があった。学生時代は、自分が子供の夢で、住んだこともない古風な家や家族が何度も出てきたし、そんな家から空襲だと言って逃げ出す夢も繰り返し見た。その中で自分は「邦明」「邦坊」と呼ばれてた。名前の漢字は見てないけど、夢の中では当然のように自分の名前にこの字をあててた。
落盤で死んだ夢は一度しか見てないけど、防空壕全体が潰れる前に出口が崩れて出られなくなり、もうダメだと思ったとき、自分が死ぬことよりも目の前にいる4歳の弟が死ぬことのほうが口惜しくて、こんな世の中はもう嫌だと思って泣きたくなった。アメリカが憎いとも戦争が憎いとも思わなくて、ただ、世界が憎かった。それはすごく強い印象だったから覚えてる。