絶海の南雲島6

928南雲@お人好し
2019-03-21 03:16:34
ID:PBfamily

>>926
「○○の疑いで逮捕されました」
これは確かに「疑い」なのであって、まだ事実じゃない。日本人は警察を信頼してる人が多くて、それは良いことなんだけど、その信頼してる警察に逮捕されたら「犯人だ」と思い込んでしまうところは短所だよね。

司法は有罪が確定するまでは暫定的に無罪として扱う「推定無罪」が鉄則だけど、日本の世論は完全に「推定有罪」になってる。

たとえば私が何かの容疑で逮捕されたとする。その時点で、国民は私を犯人だと思い込む。あとで「あの逮捕は間違いでした、無実でした」という結果になっても、真犯人が逮捕されない限りは「どうせ犯人だろ」と疑われ続ける。

松本サリン事件が良い例だよ。あれ、事件直後にまったく無関係な人が逮捕されてひどい目にあった。あとで「実はオウムの仕業だった」ことが分かって真犯人が逮捕されたからその人の疑いは完全に晴れたけど、そうでなければあの人は一生、たとえ証拠不十分で無罪になっても世間からは犯人扱いされただろう。

だから、警察にしてもマスコミにしても他のものにしても、信頼するのはいいけど、盲信は禁物。常に「本当かな?」という疑問を持ちながら情報に接する態度は正解だよ。
そして信用できるかどうかを、どれだけ客観的証拠に基づいているかどうか、論理的に正当かどうかに求めるのもいいことだと思う。

私は根本的に、マスコミにはすごい不信を持ってる。ただ、情報源がマスコミしかないことが多いから、疑いつつもそれをアテにするしかないんだけどね。
私がマスコミに不信を持ってるのは、現実にどれだけ報道が嘘なのかを直接見ているから。怪しいマスコミでなく、私を含めてみんなが信用しているマスコミが、取材を受けた人の答えと全く違う内容を報道した。私は取材の初めから終わりまで全部をすぐ近くで聞いていたから、完全に嘘だと分かった。
取材を受けた人は「そんなこと言ってない」ともちろん抗議したけど、「言葉の解釈に差があったかもしれないが、当社は取材に基づいて報道しただけなので訂正しません」と突っぱねられた。

ある、もともと信用されてない怪しいマスコミなんかは、取材に来てもいないのに勝手に「○○によると××ということだ」って空想で書いてたし。

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