まああれは、言いたいことは理解できる。
言いたい内容はわかるけど、言い方がひどすぎる。
ひどすぎるしあれは言っちゃいかん…けど、市長は辞めろとかいや辞めないとか、そこまでの問題になるのも行き過ぎだと思う。
想像するに、ちょっと古い熱血漢みたいな人なのかな。現代社会では受け入れられないタイプ。
問題は、暴言混じりにハデに叱ったあと、さらにネチネチするかどうかだと思う。ハデに叱っても、「活を入れる」みたいな感じで引っぱらない人ならそんなに騒がなくても、と思う。
私の上司にも昔いた。出て行けとかやめてしまえとか、給料泥棒とか怒鳴りまくるタイプ。でもその人は部下に嫌われていなかった(むしろ人気があった)。ひどく怒るけどその場限りで、別の話題になったらすぐに切り換える人だったからね。それに部下を怒るだけじゃなくて、その人自身が仕事熱心で情熱的だったから。要するに、きついこと言う上司だけど「口だけ」じゃなかったから、みんなついてきたんだよね。
この市長さんが普段どういう人なのか、今回の事件だけでは分からない。本当に横暴なのか、それともガツンと怒っても中身のある人なのか。
むしろ問題あるとしたら部下の怒り方よりも、地権者に対するほうだと思う。
公共工事しようとしたら絶対に立ち退かない人が出てくるのは珍しい話じゃない。7年どころか何十年も立ち退かない場合もある。多くの人の安全のためという理屈は正しくとも、一方で個人の所有権はどうなるんだっていう難しい話なのに、「火を付けろ」とかそっち側の暴言が気になるよ。