プレステを作ってたソニーの子会社であるSCEは、2009年くらいに債務超過状態になってソニー本社にまで影響を与えるくらいとんでもないことになってたんだけど、この時期ってちょうどリーマンショックと重なるんだよね。債務超過ってことはお金どころか担保にできる土地ですらも返しきれない赤字(だいたい100億くらい)があったから、当然銀行はお金を貸してくれなかったんだけど、当時のPS3は親会社のソニーの命運を握るほど期待されてたから、ソニーから直々に銀行に頼み込むことで、SCEなんとか持ちこたえた。
ここで疑問に思うんだけど、いくらソニーが大企業とは言え、トヨタすらも倒産の危機に陥るほどの大不況だったのに、ソニーはどうやって乗り越えたのかってこと。
赤字は2006年くらいで、主に値下げや売れ行き低下によるものだから、リーマンショックは関係ないんだけど、今現在設立されているSIEにどうやって繋げたのかが疑問。PS3はいくつか新型も出てたから、半導体やCPUの輸入は命綱のようなものだっただろうし、そこにリーマンショックが重なってよく生きてられたなって思う。