世界が終末を迎える系のフィクションって、なんか哲学的な問いかけがあって、結局答えをぼかしたまま物語が進んでいくんだよね。
そういうの見てて思ったんだけど、偉い学者さんが本気で哲学すると、普通の人には答えの出せそうにないものも、厳密な理論が出来上がってしまうんだよなぁ。モヤモヤとした気分が晴れてスッキリはするのかもしれないけど、結局答えは出ないんだけど分からないなら分からないなりにあれこれ想像していくのも楽しい気がする。
今じゃバカにされる宗教も、大昔の人たちが目を輝かせながら色んな空想を思い描いた形なのかもしれない。