ちなみに革命前の医師というのは、医科大学を卒業し、医師会に任命されることで初めて医師活動ができていました
だから医師会から嫌われたら医師としてやっていけない
まったく医師の自由というのはなかった
ポイントは国家は一切関知していないということです
革命後期の政府は医療制度に対して国家による統制を組み込んだ
それが試験制度と免許制度であった
つまり医科大学や医師会に任せるのではなく、国家が責任を持って医師の権限を監督するということ
これにより医師は保護された自由業、つまり免許があればあとは自由に活動ができるようになる、というわけです
この制度ができるまでには医科大学との政争やら何やらを繰り返したりして、長い道のりではあるのですけどね