>>971
今回の件でSNSを責めている人っているのかな?
多分多くの人はSNSを責めているのではなく、SNS上で発生する誹謗中傷を責めてるんじゃない?
誹謗中傷はいけないなんて小学生でもわかることを延々と言っている人たちが多い印象
それを連呼したところであまり意味ないっていうのはそうだと思うよ
辞めれば死ななかったのは多分事実だけど、それって単なる仮定で当然すぎて誰もそこには言及してないんじゃない?
関心の対象はその一歩先でなぜ辞められなかったのか、だと思います
その理屈でいくと全て自己責任で片付けられてしまうんだよね
例えば高所の作業員とかは、危険な仕事だと覚悟の上でやっているだろうけど、もし事故があれば、当然ながら会社側にも責任は発生する
だから会社は高所という危険環境でも作業員の安全を確保するために、高度な注意義務を有している
なぐの理屈だと、これすら会社は責任を負わなくていい、となってしまう
だって高所なんて危険な環境をあなたが選んだんだから、何があってもあなたの選択が招いた結果だよね、となってしまう
テラスハウスって番組見たことないから知らんのだけど、もし人を傷つけるというテンプレートが成り立っていたのだとしたら、それは番組側に責任はあるよねって話
そのテンプレートを作ったのは出演者個人ではなく番組のはず
番組側によって人工的な治安の悪さが形成されてしまったのは事実
防弾の環境とは、最大限の安全確保の努力をしたかってこと
TV局は誹謗中傷(弾)が容易に飛んでくる状況を作っておきながら、弾を浴びせられている出演者を見て見ぬふりしたわけ
その状況を本人が予期できたかはあまり関係ない、予期できたからといって守らない理屈にはならんよね
仕事を断れたかとかSNSを辞められたかとかって全部そのときの状況に依存する問題だから後からそこだけ切り出して議論したところでまったく意味ないんだよね
現実として仕事を引き受けて、SNSを続けてしまったわけだから
そりゃ何も知らない第三者から見たら、SNS辞めたらよかったやん、仕事変えたらよかったやん、という結論に至るんだけど、本人の視点が完全に抜け落ちちゃってて、微妙なんだよね
本人が死んじゃった以上、その仮定を突き詰めたところで真実は出てこないと思う
てかねー責任云々は置いといて、彼女を守るのってそんなに難しかったことなのかしらって思うよ
高所作業員の安全確保とかなら命綱とか何やらでコストもかかるし大変だけど、正直ネット上での誹謗中傷なんて簡単に守れるやん
もし周りの人間がその状況を知っていたら、いくらでも止めさせる手段あったはず
心のケアとかそんな難しいことしなくても自殺にまで至る前に何かしら方法あったんじゃないのかなあ
そこの反省を一切せずに、番組閉じて事件をなかったことにしてるのってどうなんっていう(番組閉じていること自体が自分たちに問題があったことを暗に認めているようなもんだけど)
ほとぼり冷めたらまた同じことやらかすよ
自己責任論を広めたところで彼女みたいな不幸な人たちは多分減らないと思うから、自己責任論の啓蒙よりも、そういう不幸な状況を作り出さないことにエネルギー注いだほうが合理的だと思う
それができるのって予算潤沢なテレビ局じゃないのって思うわけですよ