日本って歴史的に独裁者がすべてを牛耳ってた時期ってないと思う
豊臣秀吉ですら独裁者かって言われたら微妙だし
権力(武士とか)と権威(朝廷)が分離してる時点で本当の独裁ではない気がする。
秀吉は家康を完全にコントロールできなかったから関東に飛ばしたんじゃないのかと。
私は日本史の俗説(?)で足利義満の力が過大評価されてると思う。日本で唯一、天皇家乗っ取りをやりかけて実現直前に倒れた…ということで物凄いように言われるけど、義満の支配力なんて西は九州に届かず東は関東に届かなかったのだから知れたもの。
室町幕府は有力守護大名による連合政権っていう見方が一番しっくりくる
足利家はあくまでその議長的存在
独裁者に関してしいて言えば蘇我馬子かな
まだ朝廷の権威が弱かった時代で天皇の暗殺を実行した人だし
そもそも武士の社会って、基本的に自分の領地を持つのが普通だから中央政府に権力が集中しない
鎌倉幕府も室町幕府も江戸幕府も中央集権ではないから構造的に独裁になりようがない
蘇我氏の時代も天皇は豪族の議長みたいなもんだし馬子が取って代わってもやっぱり豪族の議長でしかなく…と考えると独裁者っての本当に居なさそう。
天武天皇あたりはどうかな?
私も天智と天武とどっち選ぼうかと思ったけど
天智は鎌足との二人三脚イメージが強かったので天武にした
ちなみに私は天智天武が実の兄弟ではなかった説を割と信じてる
中華帝国の歴史は繰り返す。
創業→富国→拡大→縮小均衡→内部崩壊。
創業は、前漢の劉邦、唐の李淵、明の朱元璋、清のヌルハチ~順治帝。宋と元はパターン外(宋は非軍事的だし元はモンゴルだから)。
富国は、前漢の文帝~景帝、唐の太宗、明の永楽帝、清の康煕帝。
拡大は、前漢の武帝、唐の太宗(上と同じ)、明の永楽帝(上と同じ)、清の乾隆帝。
そして拡大が必ず重荷になって次は縮小均衡を図ろうとする。ところが縮小均衡に成功したのは前漢の宣帝くらいで、唐の玄宗は前半成功したけど後半失敗した。明と清は縮小を始めるとブレーキが利かなくなり、「中興の祖」といえる人物がいない。ちなみに後漢はスタート時点がすでに縮小均衡。
最後の内部崩壊は、前漢の王莽、後漢の黄巾の乱、唐の朱全忠、明の李自成。清の場合は内部より外国に壊された感じだけど内部的には太平天国あたりかな。孫文は清を壊したというより新国家を作った側面が大きい。
で、今の中国は、創業が毛沢東、富国が鄧小平、拡大が習近平といったところ。創業期のあと、勢いに乗っていきなり拡大せずに休息期間を置いてから拡大に舵を切ったところは、これまでは前漢や清のパターンに近い。
何が言いたいかというと、この拡大が重荷になった時、次の縮小均衡がうまくいくかということ。前漢では武帝で膨れすぎた帝国を宣帝がバランス感覚を持ってうまく均衡させた。でも清は乾隆帝の後は、ゆっくりではあるけど衰退一辺倒だった。
今の中国は露骨に拡大政策をとってるけど、これって破綻したら壊れるのが早そうな感じがする。つまり漢パターンでも清パターンでもない。唐パターンなら、習近平は太宗と玄宗を合体させた感じがする。つまり富国と拡大と崩壊(滅亡はしないけど安史の乱)までを一気に一人でいくのか。明パターンなら、景気よく外洋への拡大が終わったとたんに閉鎖的になることでそれなりの安定を保つのか。
昔と違って今は、アメリカとかの外国勢力が大きな変数になってるから、状況はかなり違うんだけど。でも今の中国の拡大は、大きな経済力と強力な軍事力を使ってはいるんだけど、武帝や乾隆帝のように国内に不安がない状態でやってるわけでもなく、かなりの無理を感じる。
なんか、中国じゃないけど豊臣秀吉の朝鮮出兵みたいな無茶ぶりなんだよねえ…。
秀吉は強権で国内を抑えていたけど、その国内はすでに壊れ始めていた。経済力と軍事力は圧倒的で、戦いには勝つんだけど、勝ったあとどう統治するのかっていう見通しが甘すぎた。しかも朝鮮の背後には斜陽ながら大帝国の明(万暦帝の時代)がある。今の習近平のやってることは、経済力と軍事力はあるんだけど国内は矛盾に満ちていてそれを強権で抑え込んで、拡大してるけど斜陽の超大国アメリカを敵に回してるんだよね。なんか秀吉っぽいんだよね。
うまくまとまらないけど、拡大が終わったとたんに壊れそうな脆さを感じる。きっと漢にはなれない。頑張って明や清。下手すると豊臣。
しかし何十年も前から中国はいつか崩壊すると言われ続けてきて、未だ健在なのも事実
秀吉みたいに無理してるかって言われたらどうなんでしょうかね
少し前みたいに急成長期は過ぎたけど、逆に言ったら安定期に入った感はある
そもそも今の中国の国力を裏打ちしているのは単純な軍事力というよりも技術力や経済力の側面の方が大きいし、そしてその方面での成長であればまだまだ伸びしろがある
拡大の速度よりも、成長の速度の方が大きい
ここ数年だけでも中華製品の質の向上はえぐい(特にITや機械部品の製造)
質も値段も日本製より中華製が良い時代もくるかもしれない
内部に矛盾は抱えているけどそれはどの国も同じで、衰退の加速度だけなら日本のほうがやばいと思う
ちょっと伝わりにくかったかもしれないけど、私の言ってるのは中華帝国の盛衰、つまり共産党支配の中国の話。共産党政権を王朝になぞらえて語った。
漢が滅びようと清が滅びようと別の中国ができたわけで、豊臣が滅びようと徳川の日本ができたわけで、豊臣が滅んでも日本そのものが衰えたわけじゃないよね。北宋南宋の時代は政治的には地味だったけど経済大国だったわけで、私はその政治の側面を言いたかった。
中国全体の繁栄は続いても、帝国として、政権として無理してて危ういと。むしろ現在の政権じゃなくて民主主義化したほうがかえって経済は栄えるんじゃないかな。
中東にはならないと思うけどな。
民主化したらチベットやウィグルは独立する可能性があるけど、主要部分についてはそれこそ縮小均衡できると思う。領土面積は減っても経済は活性化する北宋的なイメージかな。
まあ多民族で民主主義の代表格アメリカでも民族的な対立はおさまらないわけだから、何もないとは言わないが。
むしろ民主化したほうが台湾とは一緒になりやすいだろう。
「もし始皇帝が中国を統一していなければ、今頃中国はヨーロッパのような多国状態だった」と言われたりする。中国は歴史的に分裂したり統一したりを繰り返してるけど、秦漢時代以降、「統一状態がベースで分裂は一時的な混乱」という意識がある。だから、その時代によって国境線がどんどん変化してる中東とは文化が違う。「中国はひとつ」という意識は、どっちかというと日本や韓国&北朝鮮に近いと思う。その「ひとつ」の範囲を今は拡大解釈してるけど、主要部分は本当にひとつなんだよね。
だから民主化しても混乱はそこまで起きないかと。そりゃ体制の大変更になるからしばらく混乱するのは仕方ないとして。
中東は民族的・宗教的に複雑すぎてたしかに民主主義よりフセインみたいな圧政のほうがかえって安定するけど、中国はどうかな。
私は「縮小均衡」という言葉をここで割と曖昧に使っちゃってるからなんか分かりづらくなってるけど、定義するなら「領土を膨張させずに統治コストに見合ったサイズに縮めて、代わりにその内部での安定を図る」みたいな意味で使ってます。
領土的な拡大、覇権主義よりも内政重視でバランスを取った状態という意味で使ってる。
私がしばしば困るのは、政治の話をするときに、安倍支持か不支持か、自民党支持か不支持か、という二者択一的に見られるところ。
私は基本的に保守思想なんで安倍支持に見られるけど、安倍のやることを全部支持するわけじゃないし、全部反対するわけでもない。それってむしろ普通だと思うけどな。
政党で言っても、自民党の政策を全部支持するわけじゃないし、全部反対するわけじゃない。全体を見渡して自分の考え方に一番近いところを支持するというのはあるけど、だからって何もかも支持してるわけじゃない。みんな同じだろうに。
私がここで言ってることは保守寄りだけど、福祉政策ではかなりリベラル側だったりする。そのリベラルな部分で意見が合ってる人と外交の話をしたときに、私が右寄りの軍備増強主義で、なんか裏切られた感を抱かれたりするけど、そうじゃないだろ。
福祉政策でリベラルだからって軍事費減らせと思ってるとは限らないんだよ。低所得層への支援が必要だと主張したからって、新型戦闘機を作るかどうかとは関係ないんだよ。なんでそこがごちゃ混ぜにされるんだ。
自戒をこめて言えば…の部分もあるけど
政治の話って真面目に考えるとそれぞれ信条があって
考え方の違う相手をなかなか受け入れられないところがあるからね…
私は外交では右翼的、経済も右寄り、でも福祉は左寄りだから右翼とも左翼とも合わないところがある
つまり…
私は法人税をできるだけ低く抑えるべきだと思う。大企業優遇とか批判されるけど、グローバル企業が国内から逃げ出したら日本全体の経済が潰れるから。だから大企業による牽引力を削いではいけない。
あと、所得税もなるべく抑えるべき。やっぱり、「成功してお金持ちになりたい」というのが努力や挑戦の動機になるでしょ。せっかく斬新なアイデアで大金を稼いでも所得税でゴッソリ持って行かれるようじゃ馬鹿馬鹿しくなると思う。
でも、税金ってどこかから取らないといけない。仕方がないから消費税になる。
ところが皆さんが言うように、消費税は低所得層に厳しい。高額所得者だと、まあ消費も多いだろうから結局消費税もたくさん払うことになるんだけど、食料品にも日用品にも生活家電とかにもかかってくる消費税は、やっぱり低額所得者のほうに重くのしかかる。
大企業の競争力を強化したり、お金持ちになれる夢を与えることも重要だけど、そっちばかりだと生活できなくなる人が出てくる。だから、最低限度の生活はできように福祉は大切だと思うんだよ。
福祉はもともと弱肉強食の自由主義経済に取り残された層の救済だと思う。ところが最近、福祉業界がめちゃくちゃ自由競争化、弱肉強食化してるんだよ。福祉事業者が、利用者(社会的弱者)を切り捨てないと生き残れなくなってる。
そういう福祉の自由主義経済化、弱肉強食化に反対する部分では左翼的なんだよね。
私は、果敢にチャレンジした人が金銭的に報われない社会は停滞すると思う。でも、チャレンジは失敗するリスクが高い。失敗したら人生終わり、ではチャレンジできないでしょ。失敗しても最低限の救済がされるからこそ、チャレンジもできる。だから福祉の充実が必要。
なんかこの辺が連想された
具体的に行われた政策としては、保守党が重視してきた所得税や法人税の軽減などを継承する一方で、より社会の下層に配慮し公正を目指す就労支援や公立校改革などを展開すること、また、弱者を手当て(ネガティブウェルフェア,依存型福祉)するのではなく、家族形成や就労を含めて「社会参加」の動機づけを持つ者を支援(ポジティブウェルフェア,自立型福祉)すること、そして、公共サービスでのPPP(Public-Private Partnership)による官民連携、さらに、サッチャーによる中央集権政策への反省から地方の自治・自立を促す地方分権(スコットランド・ウェールズ・北アイルランド各地方へ地方議会の設置)などがある。また、1999年には、英国では初となる最低賃金法を導入した。(第三の道、Wikipedia)
「国のあり方について意見することでより正しい国になっていく」みたいな民主主義の倫理のスタンスがよくわからなくなってきた
抽象的なたとえとして、100人が100通りに異なる「正しさ」の定義から具体的な政策を提言したあと、もっとも多かった声が自己現実化していくのって、
例えば、投資家の「この企業が正しい」って声の集積が企業の実態に先立って未来の株価を決定づけるのと同じで、ただ予言の自己成就がなされただけというか
「客観的な正しさを根拠に実現した」んじゃなくて、「声の数の多さを根拠に実現した」だけなんじゃないかって感じがする
政治への言論によって政治体制がよりよくなっているんじゃなくて、ただ価値的にはフラットなまま質的内容が変化しているだけで、その都度体制に対する不平を言う人が生まれるだけなんじゃないかと思う
わいが選挙のたびにどこにも投票しないのは虚無主義者だからやなくてただめんどいからやけどな!
あと個人的に、国が為政に失敗したとしても、その「失敗した国家」の中で頑張ってみたいっていうサイバーパンク的なSF願望があるw
はっきりした目的を持って発言してるわけじゃないよ。
私がここで何を言ったって現実の政治が変わるわけじゃないし。
ただ興味があって論じたいからやってるという、趣味みたいなもんかな。
たまに本気で日本の行く末を心配して「言わずにいられない」こともあるけど、それだって私が言っても現実を変えることはできないんだよなー。
それでも、政治がどうなるかっていうのは、自分の将来がどうなるかだから、自己主張もしたくなる。
>>426
>「国のあり方について意見することでより正しい国になっていく」
そもそもこんなスタンスの人っているんか・・
この考え方ってかなり民主主義に幻想を抱いてる気がする
民主主義の原理は多数派への優遇だから、そこに客観的な正誤判断は入らないと思う
だから、当然少数派の意見は矮小化されるわけで、不平を言う人は0にはならんよ
そこは妥協するしかないってのが民主主義だと思う
民主主義って政策の正しさとかあまりどうでもよくて、政策決定のための根拠に多数であるというのを理由付けしているに過ぎないんだよね
ただそうなると多数派によって少数派が抑圧され過ぎる可能性があるから、そうならないために人権という概念が存在しているという構造。
民主政治に国を大きく変える力なんてないと思うよ
そもそも改革とか革命って少数派から生じるものだから、多数派論理の民主主義で大改革なんて実現できるはずがないんだよね
民主主義は国をより正しい方向に導くというより、大きな失敗をしないことに存在意義があると思う
つまり民主主義は政治的安定性を担保する装置とも言える
純粋な政治で言えば民主主義なんて所詮はそれだけなんだけど、副次的効果が大きいから多くの先進国は採用しているのだと思う
個人的に民主主義の最大の利点は自由主義と親和性が高いことだと思う
社会を変える力は政治や国家よりも技術力や民間のほうが大きいから、彼らが自由に活動できる環境を用意できるかって大事だと思うんすよ
その上でじゃあなんで政治への言論するのかって言われたら、単なる自己主張では?
こうなったらもっと良くなるのになあって無責任に言うだけ、そこに社会を変えたろうなんてモチベは最初からない(そもそも民主制では変わらない)
ただ、自分が少数派だと自覚しているなら意識しとかないと損しちゃう
損しないような生き方をする上で政治の知識をある程度頭に入れておくのは大事かなあ
残念ながら民主主義では失敗国家はめったに誕生しないと思いますん
極論だけど投票率が0%になっても多分うまく回る
日本の政治について語るとき、日本の国益というか、国民の最大公約数の利益を実現する方法はこれだろうっていう自分なりの考えを語ってる。
もちろん、あっち利益はこっちの損失ってことも多くて、最大公約数というのが難しいわけだけど、極端な話をすれば日本がもう一回高度成長するとか、逆に外国に占領されるとかのように、国民のほぼ全体にとって利益になったり損失になったりすることもある。
国民全体の利益を最大にしつつ、その利益の分配においてバランスの取れた状態を目指して、自分の考えるその方法を主張するわけだけど、私がここで何を言っても現実への影響力はゼロに等しい。逆にもしも影響力があったら軽はずみなこと言えんよね。無責任だから言えることも多い。
けど、まあ願望としては、こうすれば日本が良くなるとか悪くならないとかいう話を理屈で主張することによって、少しでも賛同してくれる人が増えたらなって気持ちがある。これを読む人数なんてすごく少ないし読んでも反対の人も多いから現実そうはいかないんだけど、願望としては、ね。
ちょっと話がずれるけど、最近見てるとTwitterで政治がらみのハッシュタグつけてるの多いじゃん。私はあれにすごく危機感を抱いてる。言論の自由だから政策批判するのはいいんだけど、理屈抜きに煽動されてるというか、ストレスの捌け口になってるように見える。集団心理で、政策潰しがブームになってるようで怖い。ある政策に賛成の人は声を上げる必要がなくて、声を上げるのは反対の人たちが中心になるだろうけど、それに現実の政治が動かされてきてるんだよね。実際その声が多数派かどうか分からないのに。
ノイジーなマイノリティが政治を動かすのは、多数決原理の民主主義を逸脱してる。
それが自然発生してるならまだ仕方ないけど、集団心理を煽る仕掛け人がいると考えると怖いし、その仕掛け人が外国の勢力だったりすると非常に恐ろしくなる。
今、コロナ自粛とか経済問題とかですごく高ストレスになって、攻撃的になってる人が多い。民間人を攻撃したら倫理的な問題が起きるけど、政策批判はやめろという訳にはいかないから、自由に攻撃できる。そこなんだよね。外国の勢力が、日本を弱体化させる目的をもって、煽動している…かもしれない。
「かもしれない」って憶測に過ぎないけど、もしも相手がそれを全くやってなければ相手のほうが無能だよ。外国で世論工作をするなんて当然の政略なんだから、やってない国があったらそのほうがおかしい。お互いにやってるはずなんだよ。ただ、今の日本人は…ってかアメリカ人もそうなんだろうけど、めちゃくちゃ乗せられやすくなってる。
今、私が一番心配してるのはそこで、理性的な批判ならいいんだけど理性のないバッシングが増えてる。だから理性的に政策を論じたいんだよね。私が論じても何も変わらんけど。
じぇーそんの「民主政自体は社会の最良化ではなく安定化のためにある」って考え方、分かりやすくてすき
民主主義ってもっと群知能的な、「最も多い主張が最も正しい(合理的な)結論を導きやすい」みたいなロジックで支持されてるのかなと思ってた
>>434
後者のロジックはすごく危険だとすら思う
というのも政府が間違った結論を導き出したときに、それは民主主義ではないって容易に否定できてしまうから
そして民主的ではない体制は打倒しないといけないという革命思想の擁護につながる
>>435
得票数が同じ場合はくじによって決まるから、理論上は投票率が0%でも選挙結果は確定する
だから政治家はちゃんと決まるし、官僚は当然選挙とは異なるロジックで決定されているからもちろん投票率が0%でも官僚機構は動く
政治家と官僚がいれば政治は動いていくわけだから、正しい政治になるかは置いといて、歯車自体は止まらんと思うよ
wikipediaに過去の最低投票率の記録があるんだけど、びっくりするんだけど投票率が20%代とか10%代の選挙も普通にあるんすよ
この時点ですでに本質的に多数派の代弁になってるか微妙
でも政治は問題なくちゃんと動いてるわけっす
大事なのは、投票率でも国民の政治的関心でも政策の正しさでもなく、選挙というプロセスで政治家を決定した、ということやね
このプロセスを実行する限り民主主義はなくならないし、逆を言えばこのプロセスが失われたときこそ民主主義が滅びるときでもあると思う
政治を感情論やべき論でなくて、完全にそういうシステムと割り切ってるのね
人間の設計した制度が最終的に人間を疎外して成り立つ感じ、いかにもディストピアSFっぽくてエモいな
民主主義について考えるとき必ず思い浮かぶのが、民主主義がヒトラーを生んだ件。
民主主義が必然的に孕むリスクとはいえ、なんとも皮肉な。