>>183
なぐさん
私もちょうど高校1年生のころ同じようなことを考えていました
みんな、当たり前のことを当たり前にやって前に進んでいるのに
自分だけ当たり前のことができずに人に迷惑ばかりかけている
そんな欠陥品の自分に何かひとつだけできることがあるとすれば
「自分」という存在を消してまわりの人たちを解放することだけだ…と思っていました
すでにこんなにダメになってしまった自分に将来なんかあるはずがない、
将来はますますめちゃくちゃで何もできるわけがない、
だから1日でも早く消えることがせめてもの償いだと思っていました
でも結局私は生きています
いろんな人に出会うことで「自分だけ」と思っていたことが自分だけではなかったこと
迷惑をかけながらでも少しずつ前に進めること
将来のことはわからないことを、初めて知りました
そして今の私がいます
私は何年たっても私のままなので昔と同じダメなところを持っています
でも、「ダメな自分」を許すことが、「ダメな他人」を許すことの第一歩になることを知りました
他人のダメなところを許して、その人の役に立ちたいと考えることができるのも
自分があいかわらずダメな人間だからこそだってことがわかりました
そんなふうに、ダメな自分やダメな他人を許すようになることができたことも
ギリギリまであのとき苦しんだ経験があったからこそです
なぐさんはこれからも「迷惑をかけ続けるだけ」と思っていますよね
それでいいんですよ、迷惑をかけましょう、どんどんかけましょう
「迷惑をかけること」はつらいことだけれど、それこそが苦しい勉強なんです
なぐさんに必要なことは、迷惑をかけないことではなく、迷惑をかける自分を許せるようになることです