まあ説明を見る限り、
滅菌>消毒>殺菌>除菌>抗菌
のように思えますな。
滅菌ガーゼなんかは傷口のような弱い部分に貼るものだからそこから感染しちゃ困るし、菌を減らすレベルが決まってる。
消毒は無毒化するわけだから一般的に害がないレベルということで、手指消毒用アルコールなんかに使われる。
殺菌はとにかく菌を殺せばいいのであってどの程度殺すかは無視。
除菌もどの程度減らすかは無視。拭き取っただけでも菌は減るだろうし法律用語でもないみたいだし。
抗菌は全然菌を減らさない。増やさないだけだし、いくらかは増えても言えそう。トイレの便器やボールペンにもよく使われている抗菌加工。菌が住みにくいというだけ。
コロナ以降、私は手指消毒用アルコールをよく使うようになったけど、アルコール濃度は大体76%~81%程度。一方で、除菌アルコールティッシュも使うけど、こちらはアルコール濃度は最大でも50%くらいで、ほとんどは50%未満(水の割合のほうが高い)。
コロナはウィルスであって菌じゃない(いろんな人が「コロナの菌が…」と言うのを聞いててすごく違和感を覚える)。細菌を除去できるからといってウィルスも除去できるという保証はないけど、除菌効果のあるものは、ある程度はウィルスにも効果がある可能性が高いと思う。
ちなみにアルコール消毒はコロナを含む幅広いウィルスに効果があるけど、ノロウィルスには効果がないなど、ウィルスの種類によっても違うみたいね。