南雲7 平成から令和へ

230南雲@お人好し
2019-08-22 22:58:38
ID:PBfamily

各国ともにそれぞれ利益を考えながら外交してるんだよ。

アメリカは、このままでは近い将来中国に追い抜かれる可能性が高いことから、勝てるうちに中国の成長の芽を潰そうとしている。

中国は、アメリカの攻勢を防ぐので手一杯だから、今は日本とあまり衝突したくなくて日本と関係改善をしている。

日本はアメリカの子分だけれども、アメリカ一辺倒すぎると予測不能なトランプに突然ハシゴを外された時にどうしようもなくなるから、中国ともそこそこ関係改善したがっている。
そうは言っても日本は完全にアメリカ陣営の国であり、アメリカの世界戦略と中国の世界戦略が両立できない以上、日中は対立を避けられない。だから日本も中国も、今の関係改善が一時的なものに過ぎないことを承知のうえでやっているはず。

ロシアは軍事大国だが経済が弱い。当面は経済大国の中国と協力して世界への影響力を保持し、アメリカに対抗するつもりだが、中国がアメリカを追い抜くことは望んでいない。中国がアメリカを追い抜けば、地理的に近いぶん、ロシアにとって中国は過去のアメリカ以上に危険な存在になるからだ。そこで、アメリカともほどほどの距離以上に離れないように、対抗しつつ対立せず、微妙な感じで気を使っている。

北朝鮮は、中国が支援していた金正男・張成沢を殺して金正恩体制を作った。それ以来、中国との関係がギクシャクしているから、アメリカとの関係改善を望んでいる。といって安易にアメリカを信用するのは危険すぎるので、硬軟織り交ぜて慎重に様子を見ている。

韓国が一番無策で、何を求めているのか分からない。米朝を仲介して存在感を高めようとしていたのは分かるが、それに失敗して米朝が韓国をすっ飛ばして直接やり取りするようになってから、完全に外交の方向性を見失っている。

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