「若者の政治離れ」じゃなくて、そもそも政治が若者に寄ったことなんて今まで1度もなかったでしょ。
どこに行って何をすれば世の中の仕組みを学べて、その上で今社会はどんな問題を抱えてて、そしてそれを解決するために誰が具体的に何をしようとしてるのか。今まで誰かが率先して教えてくれたことなんかない。俺からすれば、教科書もくれず授業もしてくれないくせに「お前ら東大頑張れよ!」って言われてるようなもんなんだよ。
確かに義務教育で習いはするけど、小6で3学期にちょろっとやるのと、中3で習う公民は志望する高校の偏差値がよほど高くない限りは全部覚える必要がない。高校でも社会科はあるけど、全員が文系なわけじゃないし、文系だったとしても社会科を受験科目にする人は少ないよ。経験談になるけど、うちの学校では文系は社会科の科目はほとんど世界史・日本史だったよ。しかも私立って複数受ける科目の中で最も点数が高かった科目を採点基準にするところもある。そういうやつの中には社会科とか最初から捨てて国語とか英語とかを本命にしてたやつも結構いたんじゃないかな。
大きな社会を形成して生きる人間にとって最も重要になる知識を学べる場が、こんなにも少ないんだよ。これ前にも言ったけど、ニュースや新聞を見ろと言われても、そもそもそのためには予備知識が必要になるわけで、じゃあそれをどこで習うのっていう場所が上述の有り様なわけ。ついていけるかっての。
そんなことよりも音楽だの理科だの技術家庭だの、いつ使うかも分からない科目の方が習う量が多いことが問題だって何で誰も気付かないんだろう。理系ですらいつ使うか分からない三角関数とか習ってどうすんの?
時間かけて社会を学ぶことよりも、そんな無駄知識を覚えてどうやったらテストで点数を取れるか考えることの方が大事、ていうかそれで手一杯だし?
しかも最近はプログラミングを義務教育の必修科目にしようとしてるらしいじゃん?
もう皆個人がビジネスのことしか考えてない証拠じゃん。
もう今さら政治とか知ったことかよ(笑)
少子高齢化っていうけど、さらにその先を見れば一気に年寄りが減る時代が来る。いくら年寄り向けの政策になったとしても死ぬわけじゃあるまいし、それまで我慢するのも選択肢だと思ったり思わなかったり。