南雲8 無人島寸前

27南雲@お人好し
2021-06-05 22:24:56
ID:PBfamily

まあ最低限、悠仁親王がいるから、将来はともかく私自身は皇統の断絶を見ずに済みそうだ。仮に愛子天皇になってもその次を見ることはないのは同じだろうし。
ただ、悪くすると、皇統断絶を見ることはなくても皇統断絶が確定するのを見る可能性はある。

ここから先は妄言です。

保元の乱に敗れた崇徳上皇は、最期、「日本国の大魔縁となる」、「皇をとって民となし、民をとって皇となす」と言って、皇統断絶を願って舌をかみ切ってその血で呪詛の文言を書き連ねたという日本史最大の怨霊。怨霊といえば平将門も菅原道真もそうだしそのほかにもいるが、とにかく崇徳院は『太平記』でも日本を滅ぼす相談をしている怨霊たちの座長になっていた怨霊のヌシ。

周知のごとく保元の乱ののちは平氏、源氏、北条氏、足利氏など武士の時代が続き、天皇家は政治的実権を失った。一時的に実権を取り戻した後醍醐天皇も2年ほどで力を失った。

だから王政復古をするにあたり明治天皇は、つまり近代になってさえ、崇徳院の怨霊を恐れてその許しを願うということをしたらしい。ところが天皇を最高権力者に定めた国家体制は第二次大戦であえなく壊滅、長続きしなかった。
冷静に考えるとそれは時代の流れが世襲による専制君主の世界じゃなくなってるだけなんだが。

しかし、明治天皇が王政復古をしたからこそ、敗戦によって旧皇族が廃止されることになり、今の後継者不足を招くモトになった。つまり天皇神聖化だの絶対君主化だのせずに、江戸時代のような政治の表舞台から離れた天皇のままであれば、こんなことにはならなかったわけで。まあ天皇という中心がなくて近代国家を作ろうとしても成功したかどうかは分からんが。

そうすると、結局、明治天皇による王政復古が皇統断絶のきっかけになると言えるのかもしれない。そして女系天皇なんてのは、まさしく「民が皇となる」状態。崇徳院の呪いどおりの結末になる。

もうひとつ、小室問題で秋篠宮家が国民の不興を買うことで、男系男子である悠仁親王も秋篠宮家の一員として巻き添えを食ってる。結果、愛子天皇擁立論、さらには女系の愛子系が支持されることになる。小室問題が女系容認論に拍車をかけている。
皇統を継げる人がいなくなり、男系男子を続けられる最後の存在である秋篠宮家が国民に嫌われる。

今の皇統は、足利義満に簒奪されかけたかもしれない(?)時以来、最大の危機にある。妄想だと思いつつも崇徳院の呪いみたいに思えてしまう。

理論上は、旧宮家の復帰ができなければ、皇統が南朝に戻ってもいいはずなんだよね。南朝の天皇なんて自称で本物かどうか分からんのが過去に出てきたりもしたが、本当に南朝の血統がはっきりできれば。
南朝は先細りして歴史から消えてしまったけど、本当に消滅したのかな?北朝である現在の天皇家は南朝の現在を把握してたりしないのかな?

鎌倉幕府は持明院統(北朝)と大覚寺統(南朝)が交互に天皇になると取り決めて、足利義満も南北朝合一のときに同じ条件を出した。ただその約束が守られなかっただけ。だから、理論上、南朝の皇位継承権は無くなっていない。

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