どうするのが本当に正しいのかなんて、専門家でもいろいろな意見があるし、本当の正解なんて誰にもわからない。
まして専門家でもない私の意見が正しいかどうかなんてなんの保証もない。
それでも私は、地方選挙はあまり行かないけど国政選挙はいつも行ってる。自分ひとりが投票してもしなくても結果は変わらないと分かってても投票してる。
私の考えが絶対に正しいなんて思ってないけどせめてもの自己主張のために投票する。
そして、後で振り返ってみて「あのときの投票は正しくなかったかも」と思うこともある。
それでも政治に「こうあってほしい」というものがあるかぎり投票する。
全ての政策で自分の意見と完全一致する政党なんて存在しないし、投票する政党に欠点があることも承知のうえで、それでも選択肢のなかから「選ぶとしたらこれ」というところを選んでる。
政治には一般の国民が知らない裏舞台や機密のやりとりがたくさんあるから、情報不足と言ってしまえば国民みんなが情報不足。情報が足りないのに本当に賢い選択なんて考えたら誰にもできないよ。政治家もマスコミもそれぞれ自分たちに都合のいい情報を選んで流すから、国民の手に入る情報やニュースは偏ったフィルターを通されたものばかり。真実なんて誰にも分からない。
それでもその限られた偏った情報を自分なりの考えで取捨選択したり自分なりに組み合わせたりして、「自分なりの結論」で投票する。すべては「自分なりに」でしかない。それで十分だし、それ以上の判断なんて不可能なんだから。