>>143
幸/不幸と正常/異常がごっちゃになってる気がする
余談のつもりでテキトーに書いただけだから分かりにくかったかも
めちゃくちゃ分かりやすくいうと、医学は「正常な人間こそが幸せである」という暗黙の前提がある
けど実際はそうじゃなくね?って言いたいわけ
+アルファとして、その暗黙の前提を包み隠さず医学が明かしているならまだ誠実だけど、そうじゃないからタチ悪いなって思う
これは精神医学に限らずだけど、「あなたという個人の幸せのために医療を施しているのです」、って医学は謳っている
個人にフォーカスを当てているつもりになっているんだけど、本当にフォーカスが当たっているのはどうやって正常に戻そうかっていうことだけじゃないかってことすよ
つまり、病院の役割は構造的に刑務所とほとんど変わらんなって思う
患者を健常者として社会に戻してあげるのが病院で、犯罪者を真っ当な人間にして社会に戻してあげるのが刑務所
犯罪者ほどではないけど、病人って悪と見なされること多いでしょ?(お前の健康管理がなっていないとかいう意味不明な理屈で)
感染症とかだと露骨に分かりやすいよね、感染者は社会に害をもたらす極悪人と見なされる
今回のコロナなんてまさにそう
この構造で皆がハッピーなら別にいいけど、不幸な人を生産しまくってるんじゃないのって言いたいわけ
あと別に正常という概念の相対性にフォーカスあてているわけではないよ(もしそうだとしたら刑務所も否定しないといけなくなる)
単に医学における正常な人間像に科学的真理なんてものはなくて社会規範に縛られている過ぎないってことが言いたいだけで、今ここに生きる人にとってはそれが全てでしょう
薬物依存患者が正常か異常かは置いといて、僕は大多数は不幸じゃないの?って思うけど・・・
一時的には薬で救われているのは間違いないし、薬の役割を全否定はしないよ
けどそれって本質的に人間に幸せをもたらすのかっていうのが疑問なだけ
別にそれで本人が幸せだって思うならそれでいいじゃんっていう考えは否定しないけど、医者はその個人の幸せに向き合ってないなって思う
だから医者は責められるの、「患者が不幸なままだぞ」とか「お前ら医者は何もしてくれねーやん」とかね
でも本当は医者が悪いわけじゃなくて、この矛盾した医学構造のせいなんだよね
患者がどうなろうがどうでもいいと思っている医者にとってはむしろ思考停止で医療行為ができる楽な構造なんだけど、真面目な医者は苦しんでいる(ちなみに大多数の医者は当然前者)
この構造で得するのは製薬会社だけで、医者も患者も不幸になっちゃうなあって思う
いやもちろん製薬会社の利益こそが正義だって言うならそれでもいいけど、なら医療界はそれを社会に表立って言うべき
そんなことは非倫理的だという意識があるからそれを隠しているわけよ
製薬会社だけが得してるって聞いたら、それこそ今の社会規範で多くの人はそれはおかしいという価値観を共有するはず
自分は基本的に人間は幸せなほうがいいと思っているし、医学の役割は刑務所ではなく、人を幸せなことにすることにあるとも思っている
この価値観を別に他人に押し付けるつもりはないけど、敬虔な医学徒としてはこの大きな構造に巻き込まれることなく少数派としてゲリラ戦を展開したいなって思うんすよね
>>142
その社会がそれこそ昭和みたいにかっちりした規範があったらまだマシなんだけど、今はそれが個人の自由だの多様性だの何だのと叫ばれて揺れ動いちゃっているから余計に難しいすね
社会は多様性を是としながら一方で、異常を排除するという本能的側面も持ち合わせていて、ダブスタに陥っているなって思う
医学には個人の幸福を是としながら正常性に縛られているという構造があって、さらにその正常性を規定する社会の側にもまた別のダブスタがあってもう複雑怪奇ナリって感じ
これならまだ分かりやすい社会規範が存在した昭和のほうが不幸な人は少なかったとすら思うね(エビデンスはないけど昔の方が自殺者少ないし)
ちなみに刑務所と病院との対比はフーコーの受け売りで、実際に昔は本当に病院は刑務所とまったく同じ役割だった(というか区別なくて、どちらも同じ監獄)
例えば、癩病患者と猟奇犯罪者を同じ施設に収容していた時期も普通にあったみたい
医学も「医学哲学」に根ざしてるから理論や技術だけでなく抽象的な思索も役に立ちそう。患者のためには。
一方で、患者の幸不幸なんてしらねーよ病院も医者も市場原理よ!みたいなタイプのほうが苦労しなさそう。
歴史を学んでよりよい未来を創ろうみたいなスタンス、前向きすぎてくらくらする
もうそういう人文的な良心はわいにはないんや……
利他的な成果を残して次の世代をいくら豊かにしようと、次世代には豊かになったがゆえの新しい苦悩が待ってる気がして
再帰的に延々と悪戦苦闘し続ける人類を思うと、もういっそ絶滅してまえと思うわ
processingでグリッチの再現
https://ux.getuploader.com/zatsudankip/download/195
node.jsの公式webサイトでなんか人権運動的ななんかをなんかしていてdownloadページ探すのに時間かかった
https://nodejs.org/en/
http://rci.nanzan-u.ac.jp/ISE/ja/publication/se28/28-06sasaki.pdf
幻想主義(人や行為者が行動して、その成果に責任を負うことは厳密にはできない)っていう責任論の立場の紹介
長いけどばかくそに面白いし、わいが子供のころおもってたことが言語化されてて感動した
ロボットが人間に危害を与えた場合、その行為は出生まで遡及して開発者のもとに責任が下るのに
人間は、産んでくれって頼んだ覚えもないのに出生させられ、しかも出生させられた本人が「生まれた以上眼前に起きたすべての出来事に責任を持て!」みたいな暗黙の規約を課され、違反すると罰則が設けられ、挙句どう行動しようが最後は死ぬの、つらい
人間がほかの存在に対して特権的な地位にいるっていう自惚れた先祖どものツケを子供、孫の世代にまわしていって、絶滅するまで続けるカスのリレー、どこかで打ち止めにするべきや
という反出生主義SFを書きたいんごねぇ……
倫理的なもの、道徳的なものを諦めた先になにかあるかもしれない(道徳全廃主義)という思想の先行論文を探してるけどどこにもない
強いて言えば右派加速主義がその一例なのかも知れんけど
辛かったら学校やめてもいいよ、会社やめてもいいよみたいな競争より逃避を選ぶことを認める最近の寛容志向、数十年後には「辛かったら人生やめてもいいよ」って具合に一般人の安楽死の許容まで進んでたら面白いな
spotifyでhiphop聴くようになったけど、流行りの歌詞を年代ごとに追ってくと主訴が一致団結(少数派のアイデンティティの確立)からNo new friends(集団的な孤立化)に向かってる気がして面白い
就活という社会現象は要約すると「生産性のないやつは野垂れ死ね」なので
政府は生産性のある人間を増やすため学生1人につき1年分のアデロールを配りました