「勉強」――――ふむ、懐かしい響きだ。
幾星霜の時を経て人類は勉強によって知識を、即ち生きる術を獲得してきた……キリストが誕生し2016年経った今も尚、人は飽くなき好奇心に身を委ね、決して目的地の定まらぬ知の道を脇目も振らず走っている。その努力は宗教、哲学、芸術、そして科学と姿形を変え、確かに我々の生活を豊かにしているね。しかし、――同志よ。受験勉強という我々に背負わされた十字架を置き、その深く抉られた土の足跡を顧みてみるつもりはないか?我々が身体に鞭を打ち、志望校へ身を置けたとして、その狭いキャンパスに収まった身は塵芥に塗れ、鞭の醜い傷跡を残しているということをゆめゆめ忘れるな!神が気まぐれに築きし広大な世界において、お前が大卒かどうかなど、轢かれ干からびた路上の虫けら程の意味も有りはしないのだから…………
まあ全然進んでないよ\(^o^)/