日本在住のアメリカ人(白人)とお話する機会があって、結構興味深かったことあった
その人は教育学者だから知的階級の部類に入って当然差別はいけないという価値観ではあるんだけど、黒人への感情はやはり複雑なものがあるとのこと
例えば黒人が多い地区とかに行くときは、緊張感があるらしい
また、人前では使わずとも家族同士の会話だと今でも「ニガー」という用語を使うこともあるらしい
それは白人にしか共有できない感情であり、表立っては取り上げられない
黒人の白人への不満は大々的に取り上げられるが、逆は取り上げられない
夜道ですらほとんど身の危険を感じず歩ける日本人には到底理解できない感情だろうし、日本生まれの日本人が黒人差別についてあーだこーだ言っているのは違和感があるみたい
また一方でその人は、アメリカが今大変なことになっているのに、この日本で安穏と過ごしていることに罪悪感があるとも言っていた
黒人側の意見はいくらでも探せば出てくるけど、白人側の率直な話を聞けたのはなかなか面白かったです