>>403
考え方としては、それぞれの大学において、合格確実な人と不合格確実な人はどうでもよくて、合否微妙なラインにある人の学力差を正しく検出することが試験の目的。でも現実には大学によってその「合否ライン」に差があるから、どのへんの学力の人に照準を合わせるか難しい。
ただ基本的には国公立志願者向けのテストだから、国公立大学の中で真ん中あたりのランクの大学において、合否が微妙な人たちの差を検出することが一番だと思う。とすると、難易度はどれくらいが適切だろう。

単純化すると「国公立大学の中で平均の難易度をもつ大学において合格者と不合格者の境界線が得点率50％にあたる難易度のテスト」ということか。受験生の平均点じゃなくて合否ラインの分水嶺が50％。

具体的に「受験生の平均点」がどのへんがいいかは分からないけど、私は、努力した人が天井効果で報われなくなる試験だけはダメだと思う。