南雲7 平成から令和へ

800南雲@お人好し
2021-04-12 21:09:36
ID:PBfamily

800(あと2週間あまりの期限で残り200…)

実効性がないと言われると、なかなか結果を出すことは難しい…。
学校に行かないことでも、その他の何かでも、原因や理由があるわけだから、それを変えるっていうのは非常に難しい。仮にいじめとかが原因になっていたら、転校すれば環境は変えられる。でも本人の中のトラウマは、医者の治療を受けてもなかなか処理できない。

このケースの場合は、説得しか方法がなくてそれに耳を貸さない状況じゃないかと推測する。ある意味、耳を貸しさえすれば解決できるかもしれないから、「人の意志でどうにかなるもの」であるぶんマシなのかもしれない。一方で、本人が有名になりすぎたせいで、学校に通うようになればいじめられる危険が高く、それは日本全国だから引っ越しにも効果がなく、非常に困難な状態に陥っているのかもしれない。

うん、そういう意味なら「早い対応」が欲しいね。かなり親が賢くないといけないけど…。賢い親が、子どもの様子を見て総合的に「学校に行かないほうがいい」と判断したとして、じゃあ学校に行かずにどうするのかって問題になる。

一般論として、心理的な問題で一般の学校に通うことが適切でない場合には、情緒障害児の特別支援学級、あるいは特別支援学校がある。普通に考えると、素人の親がいろいろ手を尽くすよりも情緒障害児の特別支援学校の専門性の高いスタッフに任せたほうがいい。

ただ、医者にも「ヤブ医者」がいるように、どんな資格や免許や肩書きを持ってる人間にも「ダメだこりゃ」という人がいるから、情緒障害児向けの特支だからみんなOKとは言えないかもしれない。また、たぶんそういうところに入るにはかなり重症化してないと認められないだろうから、「早めの対応」、「先手を打つ」みたいな目的では使えないだろうな。

学校というのは私の感覚ではどうも不登校に理解がない。まあ、親が虐待してて、発覚を恐れて偽装不登校を子どもに強いてることもあるから、そうでないかどうか、とにかく学校に来てもらって子どもを観察しようという意図があるかもしれない。でも、もちろんそうじゃないケースも多々あって、学校の環境が悪いから親の判断で「行かないほうがいい」ということもある。そんな時、親が学校と連絡を絶ってしまえばますます虐待を疑われるし、学校の理解を得ようと連絡を密にとれば「とにかく学校に来い」「家庭訪問でお子さんの様子を」と、どっちにしても干渉を受ける。

親の判断のほうが適切な場合ももちろんある。そんな賢明な親にとっては、学校や行政の干渉は迷惑で、子どもにとってマイナスになることもあると思う。でも、どっちが正しいのか公平に判断する神様みたいなものがない以上、学校や行政は教育ネグレクトや、もっとひどい虐待の隠蔽を疑わざるを得ないわけで。

結果論でベストな方法なんて誰にも分からない。でも、リスクという面では、公的機関が子どもの状況を確認できない状態は非常にハイリスクだから「よりローリスクな方法」として、学校や行政が関わろうとするんだよね。

もうひとつ、学校や行政は、不干渉で子どもに悪影響が及んだときは激しく社会的責任を追及されるが、過干渉で悪影響を招いたときにはそうでもない。つまり自己保身のために過干渉傾向になる。校長だって市役所の課長だって、守るべき奥さんや子どもがいるだろうから自分が悪人として知れ渡ったら困る。不干渉で悪い結果を招いたら、とたんにマスコミに吊し上げられるから、自己保身的になることを一概に責めるわけにもいかない。

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