大事な冬休み

2022/03/08 06:03:23

今日も先生に会えなかった、冬休み前最後の授業も休んだため出られず最悪な冬休み前だ。

教室から覗く先生の横顔に胸が鳴いた。

「かわいいなぁ、」

「誰が?」

ふと話しかけられた。
驚いて振り向くと、咲だった。

「はぁー、咲か。」

はぁー?!といいながら、目の前に座る咲。

いいなぁ、咲はかわいいし、頭も良いし。

「あんた。気を付けなよ、先生が好きなんてバレたらこ○されるよ?」

「うん分かってるよ。」

少し強がった。

咲は驚いた顔したあとすぐに、彼氏の愚痴を言い出した。

「そういえば、あんた冬休みどうすんの?」

「んー?分かんない従姉妹ん家行くかも。」

頬杖ついて咲はお土産頼んだよ、なんていってる。

先生はどんな冬休みを過ごすのだろう。

まただ、あの娘。

多分、いいや、絶対。

一年の娘だ

先生と楽しそうに話している。

羨ましい、

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咲side

はぁー、また嫉妬だ。

結華は顔に出やすいから嫉妬や喜びはすぐ顔にでる

きっと今は廊下で女の子と話してる先生を見てるからだろう。

でも、私は知ってる

あの娘が先生の妹であること、

そして、






先生の好きな人は









私の目の前に居る親友











橘結華であることを。





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あの娘side



まただ、あの先輩。

蒼伊兄さんのことが好きなんだろうな、

また蒼伊兄さんを見てるし明らかに私に嫉妬してる

頑張れ。先輩