言うか!…

2022/01/01 07:40:06

琴音は中学校見学する前日、春夏に教えてもらったことがあった。

「挨拶はしたほうがいいよ」
「……(― ―)」
お昼休みの図書室…琴音は春夏の説教を食らっていた。
「ごめん、おはよう、サヨナラとか私には言えるのになんで言えないのさ」
「<(―з・)>やだもん」
琴音はいつも挨拶をしないので今まで目を閉じていた春夏は我慢できなくなり今に至る。

「琴音っお願い!1回はやってみて」春夏は琴音の顔に近付きお願いをする。普通この説教はあまり見ないが琴音にとってこの説教は、重要なのであった。
しかし琴音は春夏の顔を反らした。
「誰が言うか!」
琴音は図書室の椅子に座っていたが立ち上がって図書室から出ていった。
「…大丈夫かなぁ」
春夏は自分のことではないがなんだか心配だった。
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「そんなの急に言ったって…」琴音は図書室から逃げ出し運動場のジャングルジムで座っていた。
「…急に言われたって急には言えないもん!だから遅れてからでも挨拶できるようにしよう。それから春夏に褒めてもらおっ♪」
琴音はすぐにひらめいた。褒められるのが大好きな琴音は試してみることにした。