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琴音は幼稚園の頃、全く声を発せず机と椅子から離れず動きもせず例えるなら銅像みたいだった。
表情も固く誰も琴音の近くには寄らず。
琴音は何もしない。だから先生は外に遊んでおいでって琴音を落ち着く場から離れさす、でも琴音は砂場のところでジッとしていた。
気配も消した状態。
砂場で石をコロコロ、、砂場の隣には大きな滑り台がありたくさんの子はそこで遊んでいた。琴音はそれを見たり見なかったり。。恐らく滑り台で遊びたいのだろう。
人の目線を感じると琴音は、ﾋﾟｸﾘと動かなくなる。
ずっと１人な幼稚園時代の琴音は、別に友達はいてもいなくてもよかった。