私。

2021/12/14 07:42:05

キーンコーンカーンコーン…
チャイム音が鳴り響き彼女の新たな物語が始まる。
彼女の名前は、紅葉 琴音(もみじ ことね)小学3年生である。
彼女は生まれた時から場面緘黙症でまだ小学校に友達なんかいない。
友達と関わりたくないとは思っていない。ただ話したいのに話せないだけだ。今、考えるとコミ症に少し似ているのかもしれない。

彼女はいつも1人ボッチで机にいる。
緘黙症はそもそも、喋らなくても緊張するのだが動くことも緊張してしまうのだ。なので…トイレに行きたくても行けなかった。
幸い(幸いなのか?)生まれつき知的障がいで喉のかわきが感じにくく学校ではお茶を全く飲まなかったのでトイレに行きたくならなくてすんだ。 

緘黙症は結構辛くて、特に給食の時間は班に分かれて食べるのでカチッコチッで緊張しながら食べることとなる。
そんな状況で、話しかけられたらもう【死】なのだ。