ある日の夏の終わり。
私の心に、
大きな隕石が落ちた。
そして、砕けた。
「好きです!」
そう言うと、君は
ニコッと微笑み言う
「僕も好きだよ。」
その言葉は、私が望んでいた。
はずだったのに。
突然の吐き気、憎悪、異変。
世界が回っているかのようだ
持っていた手紙を破り、彼の受け取ろうとする手を叩き、大声で叫ぶ
「やっぱり、ごめんなさい‼」
全力で走り、校内のトイレに逃げ
「ゥ"おぇ、グッはゥ"!」
吐いた。
体が熱くて、気持ち悪くて、。
「き、ぎもぢわるい"っ」
だっんんっ!!
そう音を立てきたのは、
「雨伊!?大丈夫?!」
私の親友。
雷歌ちゃんだ。
「開けて?」
「ゥ"ん」
声かすれちゃう
口を拭き、扉を開けて、個室から出る。
すると、肩を捕まれ言われる
「あんた。大丈夫?!すっごい!心配したんだよ?」
目を大きく開き、声を少し荒げて言う彼女に言う
「大丈夫。それより私、」
「見てたよ、どうしたの?」
「わかんない。ただ、突然」
「彼からの好意が嫌になったの。」
すると、肩を掴んでいた手を離し、次は手を繋いでくれる
「そっか、とりあえず家帰るか、もう6時だ」
「うん。」
そう言って二人で帰った、
────────►►►
「ただいまー。」
「おかえりー!姉さん!」
そう言って、出迎えるのは
二つ結びした、可愛い妹の瑠伊だ
そして、
「あ。お帰りなさい、お邪魔してます。」
「桜ちゃん、いつも妹をありがとう。」
毛先を青で染めたウルフカットの髪型が特徴の娘
そして、妹の彼氏?彼女?だ、
「ご飯は?母さんは?」
制服を着替えなから、聞く
「食べてなーい、母さん、今日帰んないって、」
「そっか。じゃあ買い物行こうかな。桜ちゃんも食べてく?」
「え。いいんですか?」
「いいよ!桜と一緒に食べたい‼姉さんのご飯はねー」
「良いよ。私行ってくる。」
そして、スーパーに行き、ご飯を食べて、そして、夜
「ごめんね、瑠伊先に寝ちゃって。」
「いいえ、それよりお姉さん何かありました?」
?!なんで?隠せてなかった?
「うん。まぁ少しありましてエヘヘ。」
そう笑い誤魔化した、
「聞きますよ、未来の姉妹ですし。」
そういたずらに笑う桜ちゃん
え。それって、
「実は────」
今日あったことを話した。
すると、
「それって、」
「蛙化現象ですよ。」
といわれ説明を聞くと今の私にぴったり当てはまる。
私が、蛙化─────────────────‥‥……
►►►►►next
「あの、八木さんって居る?」
君が、来た
大嫌い。な、君が。
「私っ、!」
次回、【大嫌いです。】