第3章

2021/03/03 10:34:16

ついに楽な時間が来た。数学だ。私は、家庭科の次に好きな教科が数学なのだ。数字を書くのも楽しいし、掛け算、割り算、すだれ算も好きだ。どうしてこうなるんだろう?などと研究して、自由研究にして選ばれたこともある。こういう話をすると、「ただの優等生じゃん」と思われると思う
。そうではない!全て私の思うままにしているだけで、優等生になるためには、何かをしなきゃ!ということもまったくやらない。でも、女子らしさはキープしたいという、めんどくさい性格を持っている。
そんな私にも、親友はいる。末光だ。みいひとよむ。私と、すごく似ている。茶髪の内巻きカールに、目元が二重で、とてもきれいな顔立ちをしている。そんな思い出を思いだしていると、「応用問題の最後の割り算、西園寺、解けるか?」と言われ、「はいっ!」答えてしまった。でも、案外簡単で、28÷2だったので、[14]です」と即答した。「ようし、これが終わったから、今日の数学は終わりだ。」「チャイムより早く終わった!」「珍しっ」「噓ー」などの声が上がった。私は、「やったー!」といった。無事に4時限目も終了し、チャイムが鳴った。