繋いだ手、暖まる恋

2020/12/25 07:50:46

「あの…ここは…」
私は車から降り彼の手を握った。高く聳えるタワーは会社と言うかホテルの様にしか見えなかった。思わず尋ね、彼はクスリと笑った。
「ここはココショコラの本部だよ。都菜ちゃんの力なら役立つし。」
彼はそう告げると1デイパスポートと書かれたパスポートを渡した。
「今日はスイーツを作って欲しい。君と同じ学校だった人から聞いた。『君のスイーツは世界一だ』って…」
一輝が…?あいつ、優しいんだ。私…彼が好きだ。まだ。
「あの、その一輝は…?」
「はい。これ。名刺。」
彼は名刺を渡した。
「一輝?!あなたが一輝さん?」