「都菜ー、ここを任せてもいいかい?」「はい!任せてください!」私は夏海都菜。都菜って珍しい名前だからからかわれちゃう。でもあのとき、いつきって子が助けてくれた。『つなをいじめるな!都菜は…凄く可愛くて優しいんだからな!』『俺は、そんな都菜と家庭を築けたらいいな、って思うよ。』今日は外回りに出ていた事もあり社長に出会った。「君が都菜ちゃんかい?…君の力が必要だ。本社に来て欲しい。」都菜ちゃん。名前を知られている。何でだろうか。私は気にせず、彼の後ろを歩いた。