絶海の南雲島6

620南雲@お人好し
2019-01-08 03:08:23
ID:PBfamily

私は文系だしなにしろ世代が違うけど、数学については私の兄がいろいろ言ってたよ。兄は数学が得意だったんで(てか私の兄だから私よりもっと古い話じゃん)。
兄いわく、「公式なんか覚える必要はない。問題が出た時、公式は自分で作ればいい」と。それは無理だろと思ったけど、内容を理解してたら公式は覚えなくても現場で作れるんだとか。いやでもそれは極端な話だからオススメしない。

逆に猛勉強をさせる塾などでは、「数学は暗記科目だ」と言ってたらしい。出題される可能性がある問題パターンと解答方法を全て暗記すれば東大にも入れるんだと。実際それで東大に入る人も多かったらしい。もちろん暗記量はクソ膨大になる。兄はそういう勉強を「何の役にも立たん」と毛嫌いしてた。

テストの現場で公式を自作するほど理解に特化するのと、問題の全パターンを丸暗記するほど暗記に特化するのは、両極端でどっちも「普通無理だろ」と私は思う。まあ、文系の私が数学の勉強をいろいろ言えないんだけど、この両極端の「中間」に落ち着くのがいいんじゃないかな。教科書とか、教科書プラスアルファの「代表的な問題パターン」ってのがあるじゃん。それはその分野に慣れる、解法の暗記でなく思考パターンに慣れる、理解の助けのために、問題を見たら解法がすぐに思い浮かぶようにしておく。
実際の入試ではそんな典型的なパターンだけで対応できないから、結局は「応用力」だと思う。数学はやっぱり「理解」の教科だから、初めて見るパターンの問題に対応できなきゃいけない。ただ、理解しててもテストの現場でゼロから自分で解法を作り上げるのは時間がかかるから、典型的なパターンは覚えておいて、それを材料に発想を膨らませるような感じじゃないのかな?

まあ本当、私が数学得意だったのは高校入試まで。それ以後完全に文系化した私の言うことなんてアテにならないけどね。

名前:

メール欄:

内容:

File: