韓国が、日韓軍事情報協定(GSOMIA)を破棄してきた。
これは、北朝鮮のミサイル情報その他の軍事的な情報を日本と韓国で融通しあって共有するという協定だ。
日本も韓国もそれぞれアメリカと同盟していて、情報収集能力ではアメリカがズバ抜けて高く、日本も韓国もアメリカからの情報提供を受けているから、実質的に日韓間の情報共有への依存は両国ともに高くない。もちろん、日本近海で得られる日本の軍事情報を韓国が受け取ったり、逆に北朝鮮に地理的に近い利点で収集した韓国の情報を日本が受け取ったりができなくなることは、双方にとって損失がある。
しかし、情報量で言えば、日本が韓国に提供している内容のほうが多い。協定がなくなって情報的に困る度合いは韓国のほうが高い。
ただ、韓国もアメリカから情報を受けているので致命傷にはならない。実は、日米韓ともに最重要機密は他国に渡さないので、GSOMIAがあっても提供される情報には限りがあるから、それが無くなっても情報的な損失はさほどでもないと言われている。
それよりも、これは「日米韓」の実質的な三国同盟的な象徴としての意味合いが強い。直接的には北朝鮮情報が中心になるものの、日米韓三国「同盟」は、本当は中国を牽制する役割が大きい。アメリカの立場では、北朝鮮だけならアメリカ一国で対処できる問題だが、相手が中国となると、地理的に遠いアメリカは不利。そこで東アジアに「三国同盟」を作ってそのリーダーとして君臨することが、アメリカが中国を牽制する大きなカードになっている。
アメリカから見ると、日韓のGSOMIAは、「アメリカを中心とする三国同盟の象徴」として大きな意味があった。だから、アメリカは何度も何度も韓国の説得をしてきた。日韓が過去問題でゴタゴタしようとアメリカは関わり合いたくないが、米中の覇権闘争に影響するとなれば、他人事では済まなくなる。
今回、韓国がGSOMIAを破棄したことは、日本や韓国よりもアメリカに痛手が大きい。それは、リーダーが子分に裏切られたという、大ボスとしてのメンツを壊されたことであり、南シナ海問題などへも「アメリカの影響力低下」として波及しかねないからだ。きっと、中国は大喜びしているだろう。
GSOMIAの破棄が、「日本との喧嘩」を「アメリカとの喧嘩」にしてしまうことは、韓国も分からなかったわけではないはず。アメリカに必死に説得されたし、ギリギリまでどうするか悩んでいた様子だ。
もともと韓国は、アメリカにとって痛手が大きいGSOMIA破棄をチラつかせることによって、アメリカを日韓問題に巻き込んで、アメリカに日本を説得させるつもりだった。ところがアメリカは「韓国を怒らせるな」と日本をなだめるより、「GSOMIAを破棄するな」と直接韓国に圧力をかけるほうを選んだ。結局、破棄するぞという脅しが空振りに終わったので、脅しだけで引っ込むことができなくなって実行に移してしまった感じだろう。
脅しだけで引っ込めば、韓国国内の反日世論が、文在寅大統領への弱腰批判に変わって、政権が頼みとする左派支持層の土台が崩れかねない。文在寅政権は、親北反日の強硬的な左派に支えられているのだから、その左派に見放されるという選択はできなかったようだ。
結果的に韓国は、日本との喧嘩の最中にアメリカに喧嘩を売ったことになる。日本との喧嘩は、日韓基本条約という日韓の国交の根元をひっくり返すものだが、アメリカに売った喧嘩は、米中覇権闘争という、アメリカの未来への世界戦略をひっくり返す効果をもつ。
言うまでもなく、日本との喧嘩よりもアメリカとの喧嘩のほうがはるかに恐ろしい。特にトランプは何をしでかすか分からない。たったひとつ韓国が一縷の期待を寄せられるのは、「オバマのやったことは何でも否定するトランプ」だから、「オバマが日韓を説得して結ばせたGSOMIAが壊れても意に介さない」ことだろうが、アメリカが損することにかけては過剰反応するトランプでもある。
7月に日本が韓国をホワイト国から除外して以降、1ドル=1180ウォン台だったウォン相場が、一気に1220ウォンまで下落した。ところがその後、1210ウォンまで値を戻した。韓国が為替相場に介入してウォンを買い支えていることは誰もが知っている話だが、アメリカと喧嘩するとなれば、ウォンの下落圧力は対日問題の比ではなくなる。それを買い支えられるかどうか。仮に買い支えても、それは韓国の外貨準備を大幅に減少させることになるので、買い支えれば支えるほど下落の勢いが増すという悪循環になるかもしれない。
各国ともにそれぞれ利益を考えながら外交してるんだよ。
アメリカは、このままでは近い将来中国に追い抜かれる可能性が高いことから、勝てるうちに中国の成長の芽を潰そうとしている。
中国は、アメリカの攻勢を防ぐので手一杯だから、今は日本とあまり衝突したくなくて日本と関係改善をしている。
日本はアメリカの子分だけれども、アメリカ一辺倒すぎると予測不能なトランプに突然ハシゴを外された時にどうしようもなくなるから、中国ともそこそこ関係改善したがっている。
そうは言っても日本は完全にアメリカ陣営の国であり、アメリカの世界戦略と中国の世界戦略が両立できない以上、日中は対立を避けられない。だから日本も中国も、今の関係改善が一時的なものに過ぎないことを承知のうえでやっているはず。
ロシアは軍事大国だが経済が弱い。当面は経済大国の中国と協力して世界への影響力を保持し、アメリカに対抗するつもりだが、中国がアメリカを追い抜くことは望んでいない。中国がアメリカを追い抜けば、地理的に近いぶん、ロシアにとって中国は過去のアメリカ以上に危険な存在になるからだ。そこで、アメリカともほどほどの距離以上に離れないように、対抗しつつ対立せず、微妙な感じで気を使っている。
北朝鮮は、中国が支援していた金正男・張成沢を殺して金正恩体制を作った。それ以来、中国との関係がギクシャクしているから、アメリカとの関係改善を望んでいる。といって安易にアメリカを信用するのは危険すぎるので、硬軟織り交ぜて慎重に様子を見ている。
韓国が一番無策で、何を求めているのか分からない。米朝を仲介して存在感を高めようとしていたのは分かるが、それに失敗して米朝が韓国をすっ飛ばして直接やり取りするようになってから、完全に外交の方向性を見失っている。
あー
近いうちパソコン買わないといけないのにこれというのがみつからないー
新しいのが欲しくなったから買うのではなくて
Windows7のサポート終了で仕方なく買うのだから
いつもより選ぶ楽しみが少ない
あれで核やミサイルを持ってなかったら全く相手にされない
腹立たしいけど核ミサイルがあるから大国と渡り合えてるんだよな…
だからそう簡単に手放すはずないよなぁ…
邪馬台国関連の動画見てると面白い。
「ついに決着」とか「論争に終止符」とか言いながらどれもこれもツッコミどころ満載。
かくいう私のオリジナル説もツッコミどころがあるので他人のことは言えないが…。
今は纒向遺跡が最有力候補だけど、纒向を含めて地図上のどこに邪馬台国を比定しても全てを解決できる場所が無い、何かをこじつけないといけないんだよなあ…だから面白いのではあるが。
そこで、できるだけ問題点の少ない説が支持されるべきだけど、問題点の大きい小さいはこれまた主観で評価されるから結論が出ない。
やっぱり私はもめごとよりも平和や馴れ合いが好きなんだなーって最近よく思う。
議論は好きだけど、自分の考えを伝えるのが好きなのであって、相手の意見を否定するのが好きというわけじゃない。だから喧嘩板も長続きしなかったし、喧嘩してた間も穏健派だったし。
喧嘩板みたいに相手の言い分を潰してナンボの場所は例外として、一般的には、いちいち他人の言うことを否定するタイプにはとても嫌悪を感じる。
政治や外交に関する意見ではリアリズムを追求してかなり無慈悲な意見を持つこともあるけど、私は日常生活においては逆に理想主義なんだよね。
南雲さん南雲さん
少し相談といいますか、意見をいただきたいと言いますか…
聞いてもらいたい話があるんですが、お時間ある時良いですか…?
返事は時間がある時で…でよければ聞きますよ。
もしも、皆さんに見える形で相談するのが嫌なら、
http://mbb.whocares.jp/mbb/u/chot/
↑↑ここに、鍵つきスレッドを作って投稿してください。
先日、増税前に富士通でWin10マシンを注文したけど、納期が遅れてめっちゃ待たされてるし、まだしばらく待たされそうだ。
どうせ今のWin7マシンはもうすぐネットにつなげなくなるし(いやWin8.1のダウングレード版だからWin8.1にすればまだ使えるけど)、もう4年8ヶ月使ってるしで購入。
メインマシンだけを見ると、①エプソン→②富士通→③SOTEC→④SONY→⑤NEC→⑥富士通→⑦NEC→⑧エプソンダイレクト→⑨富士通、で新マシンが9世代目、うち富士通が3台目になるか。別に富士通のファンとかではないけど、イメージと違って案外コスパがいい。今回も、対抗馬のエプソンダイレクトの製品よりもコスパが良かったからだし。
もともとの予算を多めに設定していただけに、なかなか高性能の仕上がりになった。そして、メインマシンにOfficeを搭載しなかったのも初代を除いて初めて。とうとう「互換ソフトで十分」という判断になった。
詳しくは届いて初期設定とか少々いじってから報告しよう。